メキシコの高速道路は何もない荒野が続く道なのですが、今回北部のドゥランゴ市に来る途中でタイヤが破裂してしまいました。
メキシコの荒野でタイヤが破裂してレッカーした話
ドゥランゴまで車で8時間。5時間半ほど走ったところで急に爆発音が聞こえ、車を止めて確認したところ、後部のタイヤが破裂していました。
何か踏んだ感じではなかったので、タイヤの劣化が原因だと思います。
破裂したタイヤですが、このように完全にタイヤ中央部部が裂けてしまっていました。
予備タイヤに交換
まず車を路肩に止めて、三角の赤いやつを後方に置きます。
車のトランクに予備タイヤがあるので、タイヤを付け替えようとメキシコ人の同僚と準備していた時、同僚が、タイヤが外れないと。
確認してみると、長らく使っていなかったので、タイヤを固定するためのキャップ部分のプラスチックがダメになっており、いくら外そうと回しても空回りする状態でした。
工具を使って何度やってもキャップ部分が外れないため予備タイヤが取り出せず、タイヤ交換は諦めました。
保険会社に連絡してレッカーを待つ
タイヤ交換ができなかったので、保険会社に連絡したところ、レッカーを手配してくださいました。
荒野で待つこと2時間。
レッカー到着。
クーラをつけていたのですが、暑すぎて水も尽きかけて、熱中症になるところでした。
レッカーに乗って近くの町へ。
タイヤ屋さんでタイヤ交換
今回はフレスニージョという町が車で30分くらいのところにあったので、その町のタイヤ屋さんに入りました。
町の入り口近くにミシュランがあったので
そちらでタイヤを4つ交換。
タイヤが古くなっていたので、このタイミングで4つ交換しました。
待ってる間にタコス屋さんでタコスを食べました。
美味しかったです。
持ってきてよかったもの
こういう時に持ってきてよかったなあと思ったのは、携帯のケーブル、水、お菓子、音楽機器、車の窓にくっつける影を作るやつ、の5つです。
特に、影を作る道具は、車内に射し込む太陽を防げてすごく役に立ちました。
炎天下の中、日にさらされた車は冷房をつけていてもかなり暑くなります。
影を作る道具をつけただけで直射日光を防げてとても良かったです。
終わりに
今回は長距離移動の最中にタイヤが破裂した時に行ったことをご紹介しました。
まず一番おすすめなのは、タイヤを定期的に交換すること。4万キロごとに交換すると良いそうです。
私の車は20万キロ走っているので、24万キロになったら交換したいと思います。
ちなみに、10000キロごとの定期検査にはちゃんと出しています。
また、予備タイヤの点検も行うのがおすすめ。今回はタイヤが取れないというまさかの自体に陥り、図らずともスリル満点の旅となってしまいました。スリルはたまにあるから良いんです。
もし今回のように自力でなんともできなくなった時は、保険会社に連絡すると駆けつけてくださいます。
車はメキシコ生活の命綱なので、今後はもう少ししっかり点検したいなと思います。