メキシコの春先の果物と言えばマンゴー。
メキシコでは様々な種類のマンゴーが売られていますが、おすすめはアタウルフォ・マンゴー(Mango Ataulfo)です。
この記事ではメキシコのマンゴーとマンゴーの切り方をご紹介します。
メキシコのマンゴーの選び方と切り方-おすすめはMango Ataulfo
メキシコはマンゴーがとても美味しい国。
特にメキシコ産のアタウルフォ・マンゴーという品種は、食感が良く、繊維質も無いのでとても美味しく頂けるマンゴーです。
日本の宮崎マンゴーのように甘くて美味しいアタウルフォ・マンゴー。値段もとても手ごろで、1kg 36ペソ(180円)くらいで購入することができます。
ちなみに宮崎マンゴーはアーウィンという種類のマンゴーだそう。
マンゴーは世界に100種類ほどあるらしく、メキシコでよく見るのは赤くて綺麗なトミー・アトキンス・マンゴーと、黄色が印象的なアタウルフォ・マンゴーです。
トミー・アトキンス・マンゴー
メキシコで一番長い期間売られているのはこちらのトミー・アトキンス・マンゴー。
色合いが宮崎マンゴーに似ていて美味しそうなのですが、酸味があり、繊維が多いので個人的にはあんまりなマンゴー。メキシカンマンゴーとも呼ばれ、ブラジルやメキシコで栽培されている品種だそう。
傷がつきにくいため、とても綺麗な見た目をしています。
ちなみに、メキシコではマンゴーの上に「Mango Tommy」と書いてあればトミー・アトキンス・マンゴーです。
アタウルフォ・マンゴー
アタウルフォ・マンゴーはメキシコでのおすすめなマンゴー。
筋も無く、甘くておいしいマンゴーです。痛みやすく、3月末から5月くらいまでしか店頭に並んでいないのですが、美味しいんです。
店頭に並んでいる時点で痛んでいたり、未だ熟していなかったりするので、タイミングがとても重要。
美味しいマンゴーは干して干しマンゴーにしても美味しいです。
ちなみにアタウルフォ・マンゴーはメキシコ原産。
お店ではMango Ataulfoと書いてあります。
マンゴーの切り方
ここからはマンゴーの切り方をご紹介します。
頂くのはこちらのアタウルフォ・マンゴー。とても大ぶりで綺麗なマンゴーに出会うことができました。
まず皮を剥きます。てっぺんから下に向けて皮を包丁で切っていけばOKです。
ちなみにまな板は木のまな板で、この時はマンゴーしか食べる予定じゃなかったので濡らしていませんが、普段はちゃんと濡らしているのでご安心を…
マンゴー中心には平たい大きな種が入っています。中心からずらして上の写真の向きに包丁を入れてスライスします。
写真は撮影用に寝かせてありますが、普段はマンゴーを横向きに立ててスライスしています。
するとこのように、綺麗にマンゴーを切ることができます。
真ん中の白い部分が種です。
正面をスライスしたら、端っこを切ります。
マンゴーの種はかなり大きいので、上の写真のように切ろうとしても種が邪魔して上手く切れません。
私はマンゴーを立てて、種が無い部分を包丁で削ぐ感じで切っています。
削ぎ終わったのがこんな感じ。
一番左にあるのが種。種の周りにも果肉がついているので、かぶりつくのも実は美味しいのです。
お皿にもって完成。
一人用のお皿に全部盛ったら山盛りになりました。
美味しくて一人で直ぐに食べきってしまいました。
終わりに
この記事では、メキシコでよく見る赤くて綺麗なトミー・アトキンス・マンゴーと、黄色が印象的なアタウルフォ・マンゴーをご紹介しました。
メキシコでは、繊維も無く、甘くて美味しいアタウルフォ・マンゴーがおすすめ。
切るのも簡単にできますので、是非一度メキシコでマンゴーを召し上がってみてください。
※メキシコのノパルの調理方法はこちら