日本のプロバスケットリーグであるBリーグの3部をB3と呼びます。B3では個性溢れる名前を持つチーム11チームがシノギを削っています。
この記事ではそんなB3に所属するチームのチーム名の由来とホームタウンをご紹介します。
- BリーグB3所属クラブのホームタウンとチーム名の由来一覧-バスケットボールリーグB3所属11チームの名前はどんな意味?
- クラブ形態の9チームのホームタウンと名前の由来
- 企業形態の2チームのホームタウンとチーム名由来
- 終わりに
BリーグB3所属クラブのホームタウンとチーム名の由来一覧-バスケットボールリーグB3所属11チームの名前はどんな意味?
プロバスケットボールリーグであるBリーグの3部B3では、11チームがプレイしています。
全国各地のチームがホームタウンを拠点として活動しており、地域密着のリーグ運営に力を入れるBリーグ。Bリーグでプレーするチームの名前にはチームそしてサポーターの想いが込められています。
この記事では、2020年シーズンにBリーグのB3に所属していたチームのチーム名の由来やホームタウンをご紹介します。
尚、2020年シーズンにB1、B2に所属していたチームに関しては次の2つの記事をご参照ください。
※B1のホームタウンとチーム名の由来はこちら
※B2のホームタウンとチーム名の由来はこちら
クラブ形態の9チームのホームタウンと名前の由来
B3にはクラブ形態のチームと企業形態のチームがあります。まずはクラブ形態の9チームのホームタウンと名前の由来をご紹介します。
岩手ビッグブルズ-岩手県盛岡市
岩手ビッグブルズは岩手県盛岡市をホームタウンとするチーム。
岩手県が本州最大の県土であるという意味で「ビッグ」という言葉を、前沢牛、短角牛などの牛を意味する「ブル」を組み合わせてビッグブルズとなりました。
ちなみにバスケの本場アメリカのNBAにはChicago Bullsというチームがあります。あのマイケル・ジョーダンが所属し90年代に無敵を誇ったチームです。
さいたまブロンコス-埼玉県さいたま市,所沢市
さいたまブロンコスは埼玉県さいたま市をホームタウンとして活動しています。
「ブロンコス」は「暴れ馬」と言う意味で、 前身にあたるマツダオート東京バスケットボール部創部2年目の1983年、サンタクララ大学のコーチだったランダ氏が同大学チームにニックネームを寄贈したことがこのチーム名の起源です。
東京八王子ビートレインズ-東京都八王子市
東京八王子ビートレインズは東京都八王子市がホームタウンのチーム。
八王子市は昔から東京と神奈川、山梨、長野、埼玉、群馬などの多くの地域をつなぐ流通の拠点として栄えてきた街です。流通の要となる鉄道網が発達し、JRや私鉄のさまざまな電車が乗り入れ、人々の生活を支えていることから、「トレイン」という単語を冠したチーム名となりました。
東京エクセレンス-東京都板橋区
東京都前橋区がホームタウンの東京エクセレンス。
チーム名の「エクセレンス」は、「Strive for Excellence」という、常に自己向上の努力を惜しまないという生き方を表現しているそうです。
金沢武士団-石川県金沢市
・百万石の歴史を背負ったネーミング
・既成概念にとらわれない、石川から日本のスポーツそのものを変革する第一歩
・世界にも通用するネーミング
という3つのコンセプトに沿って応募を募って名づけられたチーム名です。
「 金沢 」「 武士 」「 サムライ 」というキーワードが「加賀百万石」を想起させるネーミングとなっています。
岐阜スゥープス-岐阜県岐阜市
岐阜県岐阜市がホームタウンの岐阜スゥープス。
Swoopは英語で「舞い降りる、獲物に向かって飛びかかる」という意味の単語がチーム名となりました。
ベルテックス静岡-静岡県静岡市
ベルテックス静岡は静岡県静岡市がホームタウンのチームです。
Vertexは「山頂」という意味の言葉で、富士山がある静岡を表す単語がチームメイトなっています。
トライフープ岡山-岡山県岡山市,津山市
岡山県岡山市がホームタウンのトライフープ岡山。
HOOPとは、バスケットボールのリングのこと。HOOP(ゴール)へ向かって「常に物事にTRY(挑戦)していくクラブでありたい」との思いが込められたチーム名です。
また、HOOPは、「輪」という意味も持ち合わせており、トライフープが地域や人々の「輪」を結び、繋がりを創るクラブを目指すという想いが込められています。
綴りは違うのですが、「tri」は「3」を指し示す言葉でもあり、トライフープというクラブが、バスケットボールに情熱を持った3人の青年から創られて誕生した事、そしてプロクラブとしての第一歩が3人制バスケットボールチームであった事にも由来しています。
鹿児島レブナイズ-鹿児島県鹿児島市
鹿児島レブナイズは鹿児島県鹿児島市がホームタウンのチーム。
旧チーム名であるレノヴァの頭文字の「RE」、鹿児島弁で「無骨な若者」、「飾らない強い男」などを意味する「不二才(ぶにせ)」を合体させた造語「RE + BNISE」が「レブナイズ」です。
企業形態の2チームのホームタウンとチーム名由来
B3所属クラブには、企業形態をとっているチームが2チームあります。この2チームのホームとチーム名の由来をご紹介します。
アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城-愛知県安城市
愛知県安城市がホームタウンのアイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城。
チーム名「アレイオンズ(AREIONS)」はギリシャ神話のヘラクレスが乗った馬(AREION)に由来しています。
豊田合成スコーピオンズ-愛知県清須市
豊田合成スコーピオンズは愛知県清須市がホームタウンのチームです。
「スコーピオン」は「サソリ」を意味する言葉。
熱く、激しく、泥臭く、ひた向きに戦い、敵を倒す、という想いが込められています。
終わりに
この記事では、バスケットボールリーグであるBリーグのB3に所属する11チームのチーム名の由来とホームタウンをご紹介しました。
Bリーグは地域密着を目指して活動しており、地域名を冠したクラブが大半を占めており、地元チームやゆかりのある地域のチームの応援が楽しいリーグですので、是非一度試合に足を運んでみてください。
※Wリーグのホームタウンとチーム名の由来一覧はこちら