すみくにぼちぼち日記

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スペイン語とフランス語は似てる!?難易度は?-文法, 発音, 語彙の似ている部分と違うことをご紹介

スペイン語とフランス語は似ているという噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実はスペイン語とフランス語は兄弟言語であり、似ているところが多い言語です。一方で似ているのに違っているところが多くあったり、難しい部分や簡単な部分も異なっていたりと、似ていない部分もあります。

この記事ではスペイン語とフランス語の文法、発音、語彙、難易度を中心に似ているところと違っているところについてご紹介します。

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スペイン語とフランス語は似ている!?難易度は?

スペイン語とフランス語は同じグループに属する兄弟言語です。そのため、文法や分の構造の部分が似通っているのですが、一方で語彙や発音面では、スペイン語へのアラビア語の影響やフランス語へのゲルマン諸語の影響により大きく大きく異なっています。

この記事ではスペイン語とフランス語の似ている部分、違う部分を例を用いてご紹介します。

 

スペイン語とフランス語は同じラテン系グループ

何故スペイン語とフランス語に似ている部分があるのかと言うと、実はこの2つの言語は同じラテン系のグループに属する兄弟言語で、ロマンス諸語と呼ばれる言語の仲間だから。

ロマンス諸語とは、元々ローマで使用されていたラテン語から派生した言語のこと。大昔、ラテン語の方言として話されていた各言語ですが、長い年月をかけて周囲の他言語の影響を受け、独自の発展を遂げました。その結果、現在ではそれぞれが独自の特徴を持つ言語としてその存在を確立しています。

代表的なロマンス諸語にはイタリア語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語ルーマニア語があり、これらの言語は兄弟です。他にももっと小さな言語もあり、カタルーニャ語ガリシア語、ロマンシュ語などがその例です。

※ロマンス諸語についての詳細はこちらsumikuni.hatenablog.com

 

スペイン語アラビア語の影響を受ける

スペイン語もフランス語もロマンス諸語の中の一言語なのですが、長い歴史の中で、周りの国々との関わり、他言語からの影響のため、独自の特徴を持つようになりました。

スペイン語の形成に大きな影響を与えたのはアラビア語で、スペイン語の語彙にアラビア語の単語が浸透し、スペイン語の単語の中で約8%の語彙がアラビア語由来だ言われています。

スペイン語へのアラビア語の影響詳細はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

フランス語はゲルマン諸語の影響を受ける

フランス語はケルト系の言語やドイツなどで使用されているゲルマン諸語の影響を強く受けた言語です。特にゲルマン大移動(300年から700年)でフランスに成立したフランク王国時代の言語であるフランク語は今でもフランス語に強い影響を残しています。一方で、イタリアに近い南フランスでは、口語ラテン語に近い言語が長く話されていました。

その後中世になると、北部はドイツ語が強く影響した言語であるオイル語、南部はオック語と別れ、他の方言も多く使用されるようになりました。

現在では標準フランス語が確立されており、標準フランス語がフランス、アフリカの一部の国、カナダのケベックなどで使用されており、それぞれの地域でまた他の言語の影響を受けながら変化し続けています。

そんなフランス語ですが、フランス語の語彙の中のゲルマン系言語由来の語彙は約400単語と言われています。特に公共生活や、国家組織、行政、軍事関係、武器の名称などでゲルマン系の単語が使われています。

 

スペイン語とフランス語文法面はとても似ている

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歴史的に色々な言語の影響があったスペイン語とフランス語ですが、どちらもラテン語から派生した言語と言うことで、言葉の骨格の部分である文法は良く似ています

冠詞、名詞、形容詞に性がある、動詞の活用が主語ごとに変化する、文の作り方など、どちらかの言語が分かっていればもう一つの言語を理解するのは容易であるといえます。

 

名詞には性がある(似てる点)

どちらの言語も名詞に性があり、名詞の性に合わせて冠詞(英語で言うaやthe)や形容詞の性も変更します

スペイン語:男性-el pajaro blanco(白い鳥)、女性-la casa blanca(白い家)

フランス語:男性-le ciel bleu(青い空)、女性-la mer bleue(青い海)

 

語順-スペイン語は自由、フランス語は制限される(少し違う点)

一方でフランス語は語順を重視する点において、スペイン語よりも英語と似た部分(ゲルマン諸語の影響)があります

例えば、「私は日本語を話します」という文を見てみると、スペイン語はYo(私)の場所はかなり自由に決めることができ、言いたくなければ言わなくても良いです。

スペイン語:Yo hablo japones,  Hablo yo japones,  Hablo japones 

一方でフランス語は必ずJe(私)は最初に来ますし省略もできません。

フランス語:Je parle japonais.

英語もフランス語と同じく語順は決まっており主語を省略することもできません。

英語:I speak Japanese.

 

主語ごとに動詞を活用するがフランス語活用が退化(少し違う点)

動詞を主語にあわせて変化させるという点ではスペイン語とフランス語は似ています。一方でフランス語は語順が大切で主語を省略できないという特性がある為、英語のように時制の面で動詞の活用が一部退化しています。

現在形の活用

例えば、英語は現在で動詞を活用させるのは三単現のsだけですが、フランス語とスペイン語は主語ごとに動詞が変わります。

英語:I run. You run. He/She runs. We run. You run. They run

仏語:Je cours. Tu cours. Il court. Nous courons Vous courez. Ils courent

西語:Yo corro. Tu corres. El corre. Nosotros corremos. Vosotros correis. Ellos corren

活用の時制

活用の時制は英語で言う現在形、過去形、現在完了形などのこと。フランス語はスペイン語に比べて活用の時制で実際に使用されている時制が少ないという特徴があります。

仏語:直説法が10パターン、接続法が4パターンの合計14パターンだが直説法の中の単純過去や前過去はほぼ使用されず、接続法の使用頻度も極端に少ない

西語:直説法が10パターン、接続法が4パターンの合計14パターン

つまり、フランス語では直説法8パターンのみ覚えれば問題ありませんが、スペイン語は直説法と接続法合わせて14パターンを全て覚える必要があります。

1単語につき活用6つx14パターンですから、ものすごい量の活用を覚える必要があるといえます。

 

発音は全く異なるスペイン語とフランス語

発音面では、スペイン語とフランス語は全く似ていません。

スペイン語の母音はa e i o uの5つで日本語と同じですが、フランス語の母音はa i ou eu eu é è o o u an in onの13個あります。同じつづりでも口の形が異なるため、音として違う母音として扱われるなど、発音が日本人にとっては難しく、その点で英語と似ています。

スペイン語で日本語にない発音としてRを巻き舌で発音する、と言うものがありますが、フランス語は鼻母音があったりRをのどを鳴らす音で発音したりと、日本語とは大きく異なった発音も存在しています。

 

語彙は似ていたり違っていたり-日常で使用する単語ほど異なる

語彙については、先ほど紹介したとおり、スペイン語にはアラビア語の語彙が、フランス語にはゲルマン系の語彙が使用されている場合があり、特に日常単語での差異が大きいです。

例えば、机はスペイン語ではmesa(めさ)ですがフランス語ではbureau(びゅーほー)といいます。

一方で、難しい単語はラテン語起源のものが多くフランス語もスペイン語も似ています。

例えば、国際的なという単語はスペイン語でInternacional(いんてるなしおなる)でフランス語はInternational(あんてふなしょなる)

 

スペイン語とフランス語の難易度比較-学び易いのはどっち?

 ここまでスペイン語とフランス語の似ているところを見てきましたが、スペイン語とフランス語、どちらの難易度が高いのでしょうか。

 

ガリバートンネルスペイン語

発音-C、文法-A、語彙-B、やりこみ度-A

スペイン語の特徴として、ガリバートンネルだということが挙げられます。ガリバートンネルドラえもんの道具の名前ですが、間口は広いのに奥がすごく狭くて、トンネルを抜けると小人になるという道具です。

スペイン語は発音は簡単なのでとっつきやすい言語ですが、動詞の活用の数が多く、接続法を多用するなど、文法も段々と複雑になっていくため、奥が果てしなく深い言語です。

また、主語を省くことがほとんどの為、会話中に誰のことを話しているのかがわからなくなることもあります。

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町家形式フランス語

発音-A、文法-B、語彙-B、やりこみ度-B

フランス語は、発音が難しい、アルファベットが読み辛い、冠詞や発音の規則がややこしいなど、入り口がとても狭い町家のような言語です。

一方で、語順が明確で活用も簡略化されているので、最初の難しい関門さえ突破すれば極めるのはスペイン語ほどは難しくない言語であるといえます。

また、主語を絶対つける必要がある為、耳が慣れれば会話の主語述語がはっきりしていて、聞き取り易いのも特徴です。

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役に立つのはスペイン語?フランス語?

ここまで紹介してきたスペイン語とフランス語ですが、役に立つのはどちらなのか、と言うと、結論としては同じくらい役に立ちます

スペイン語は話されている国が多く、世界全体で4億2千万人の母語話者がいます。一方でフランス語は 2 億 740 万人とスペイン語ほどの母語話者はいません。

スペイン語は特に経済発展が著しいメキシコでの公用語でもありますし、仕事をする上で武器となる、というところが利点ですが、フランス語の場合芸術関係でフランス語が使用されていることも多いため、そういう意味では役立つ言語だといえます。

つまり、スペイン語もフランス語もどちらも良い所がありますので、好きな言語を学ぶのが一番かなと思います。

 

終わりに

今回はスペイン語とフランス語のが似ているのか、どのような違いが有るのか、難しいのはどちらか、など、二つの言語についての類似点や違いをご紹介しました。

スペイン語もフランス語もどちらもとても学び甲斐のある言語ですので、興味を持たれている方は是非スペイン語やフランス語の世界に触れてみてください。

 

スペイン語とは何かはこちら

sumikuni.hatenablog.com

※英語とスペイン語の似ているところはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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