すみくにぼちぼち日記

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英会話上達への近道は覚えた表現を使うこと-英語を組み立て口に出すことが英会話力UPに一番良い方法

英語を話したいと思ったときに、何からやればいいのかわからない場合があります。単語を沢山覚える、文法を勉強する、多読する… 確かに英語に触れる勉強は全て英語力UPに繋がりますが、その勉強が英会話力のUPにつながるかと言うと、実はそうでもないのです。英会話力UPの為に一番必要なことは覚えた表現を使って英語を口に出してみること。そして、自分で英語を組み立てて話してみることなのです。

今回はそんな英語を話すためのコツ、英会話の近道をご紹介します。

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英会話上達への近道は覚えた表現を使うこと-外国語は文法・単語・発話の順に練習する

英語を話したいと思ったとき、英検やTOEICの勉強をしたり、単語を暗記したり、多読をしたりと様々な方法が思いつきます。一方で、どれだけ読み書きの沢山勉強しても英語は中々話せるようにならないという悩みを抱えている方も多いはず。実は、外国語を話せるようになるためにはコツがあるのです。

そのコツは、文法を覚えて、単語を覚えたら、直ぐに自分で覚えた仕組みを使って文を組み立ててみて話してみること。この繰り返しで外国語を話すことができるようなります。

例えば、私は英語の他にスペイン語ポルトガル語を話すことができるのですが、この3つの言語を覚えるときに、この、「文法を覚え、単語を覚え、文章を作って話してみる」という行程を繰り返し実施しました。

そうすることで、自然と外国語が口から出てくるようになるのです。

 

英会話の練習方法-英語を話すための近道

英語は文法を覚えて、単語を覚えて、会話の練習をするとご紹介しましたが、具体的な例を見てみたいと思います。

①文法を覚える

まず、文法を覚えます。例えばSVという文法を覚えます。SVは「主語・動詞」という文章のこと。つまり「I run.」という文法です。

②単語を覚える

続いて単語を覚えます。今回はRunと言う単語とwalkと言う単語を覚えます。

③英語を組み立てて話してみる

ここまできたら、自分で文章を作ります。

I run. I walk. 

できました。これで英語の文章を自分で作れるようになりました。

 

英語表現を増やす速度と発話練習は同じスピードで

文法を覚えて単語を覚えることは表現を増やすこと。ただし、表現を沢山増やすことに注力しすぎて発話の練習が置いてきぼりになってしまうと、発話の練習が追いつかなくなり、「表現を覚えたのに話せない」という状況に陥ってしまいます。

ですから、表現を覚えたら自分で使ってみるという一連の流れを1セットで練習するのが英会話上達への近道です。

例えば、I used to play tennis .の「used to do (昔 do したものだった)」という表現を覚えたら、その場で 「I used to play the piano when I was a chlide.」 など、何通りも自分のことを話してみる。続いて、「My mother used to go to ○○ university .」と言うように、主語を変えて単語を変えてどんどん発話の練習をすることで、その表現が自分に消化されて英会話の幅が広がっていくのです。

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英語を完璧にしてから英会話を練習をするというは避けて

「英語を勉強して、単語を沢山覚えて、文法を全部覚えて、リーディングもリスニングもできてから、英語を話す練習をしよう」と思ってしまうことがあります。

ですが、この、「英語を完璧にしてから話す練習をしよう」というのは一番避けたい英会話の練習方法です。その理由は次の通りです。

①英語を覚えるほど1表現あたりの会話練習量が減るから

例えば、10個の表現をを覚えてから初めて会話練習をしようと思うと、1回に10表現の練習をしなければなりません。10表現の練習をすると、1つの表現を練習するのに比べて1つの表現を練習できる量が減ります。そうすると沢山練習しても10表現中3-4表現しか自分の中に残らなくなってしまうのです。

ですから、1つの表現を覚えたらその場で自分で10パターンほど文章を作って発話するという流れがとても大切なのです。

②英語が完璧になることはないから

英語を完璧にしてから話そうとう気持ちは痛いほど分かるのですが、実は英文法や英単語が完璧になることは絶対にありません。というのも英語の表現は無限にあり、極めようと思えば何処まででも深く時間を使って勉強できてしまうのです。

日本語でも分からない言葉あるのですから、英語も分からない言葉は随時覚えて、覚えたときに使ってみるというのが英会話上達の為の近道です。

 

発音を気にしすぎないことが英会話には大切

英語の発音って難しいですよね。上手く発音できない、変な発音になるからと、発音を気にしてしまうと、英語を話すためのハードルがものすごく高くなってしまいます。

ですから、発音は基本だけ覚えて抑揚やアクセントは自分の個性だと割り切ってしまえばいいと思います。英語は世界語で、母語話者よりも学習者のほうが圧倒的に多い言語です。ロシア訛りの英語もあればブルネイ訛りの英語もあり、コートジボアール訛りの英語もあります。ですから、英語の発音は気しすぎず、先ずは英語を口から発してみて、コミュニケーションをとることができるという楽しさを感じるといいかなと思います。

 

※英語速読練習方法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※英会話上達と情熱の話はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

終わりに

今回は英会話の上達の為の近道は表現を覚えて、使う練習をすることだという視点で英語について考えてみました。

最初は中々話すことができない外国語ですが、毎日少しずつ自分の中で使える表現を増やしていくことで、必ず話すことができるようになりますので、是非、「表現を覚えて、使ってみる」という方法を試してみてください。

 

※自分らしい英語についての記事はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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