すみくにぼちぼち日記

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大学受験の年間勉強計画と勉強法-センター試験で9割-8割を目指す(英語・国語・世界史を中心に)

大学受験の勉強計画を立てたいけどどのように勉強すればいいのか良く分からないという学生の皆さんもいらっしゃると思います。今回はそんな大学受験において、センター試験(英国)で9割、世界史で8割5分を目指すための勉強方法をご紹介します。

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大学受験の年間勉強計画と勉強法

大学受験は人生の中でも特に大きなイベントの一つ。一方で、いざ勉強したいと思っても何を勉強すればいいかがわからない、という方も多いのではないでしょうか。

ただ、勉強を始めなければ、良い点数を取ることはできません。

この記事では、そんな、勉強したいけど何から始めたらいいかわからない、という場合に最適な、センター試験で9割を目指すための勉強方法をご紹介します。

国公立受験・私立センター利用は平均8割を目指そう

国公立受験や私立のセンター利用で受験する場合、少なくとも平均で8割の得点率を目指したいところ。得意不得意があるので、自分に合った得点配分でセンター8割を目指します。

私の場合、得意な英語は9割後半(190点台、リスニングは満点)、国はセンター得点率は9割(現代文・古文は満点)、世界史は8割5分、生物と政経が7割、数学が23点でした。

元々数学が苦手だったので、数学は5割を目指していたのですが、当日まさかの点数をたたき出し、センター平均点を大きく下げる形になってしました。

※数学を捨てていたわけではなく、毎日勉強したのですが…

とは言え、他の教科に関しては予定通りの点数を取ることができました。科目数の多いセンター試験は、得意教科、苦手教科を考えながら、戦略的に点数を取ることが重要です。

今回は特に英語、国語、世界史の勉強方法についてご紹介したいと思います。 

授業は大切に-復習で頭に定着させる

まず取り組みたいことは、学校の授業は誰よりも真剣にきくということ。そして、家に帰ったらその日の授業で学んだことを必ず復習して完璧に覚えることが重要です。これをやるかやらないかで頭への定着度に大きな差が出てきます。

定期テストは3週間前から勉強する

定期テスト、実力テスト対策は3週間前から取り掛かるのがベスト。そうすることで全教科100点を狙うことができるようになります。

学校を疎かにすると、せっかく一度完璧に頭に入れる機会があるのに、その機会を失うことになるため、定期テストは100点を目指して取り組みましょう。

ちなみに私はその気持ちで取り組んでも最高99点でした。 ただ、センター国語の現代文と古文、私立大学受験の現代文と古文で満点を取ることができました。

定期テストは復習が大切

定期テスト後は復習を実施します。実は、定期テストは点数を貰ってからが本番なのです。復習するために定期テストを受けるといっても過言ではありません。模試も同様です。模試が終わって得点を見て終わりではなく、模試が終わったらその模試の内容を復習して100%頭に入れると、効率よく学習ができるようになります。

「勉強は復習が鍵」であるといえます。 

教科ごとの勉強方法と年間勉強計画

ここまで、学校の授業と学校のテスト、模試について、その活用方法をご紹介しました。続いて、教科ごとの勉強方法をご紹介します。

現代文-筆者の主張を掴め

国語は、夏休み前までは問題集の問題を解く練習をします。この問題を解くのにはやり方があって、その技術を身につけることが重要です。国語の問題を解く鍵は筆者の主張をつかむこと。
例えば、

「スポーツで1番重要なことはセンスであって努力ではない。なぜなら、スタープレイヤーは子供の頃から抜群の才能を見せ、努力はその才能を伸ばすための肥料に過ぎないのである」

のような文章があるとして、ここでいう筆者の主張とはセンスが重要ということです。したがって一般的に努力が重要と言われてとしても、正解にはなりません。

これを踏まえて、1題解いたあとは筆者の主張に沿ってその問題文の要約を行い、先生に添削してもらい、それを元に再度文章を読み込んで要約しなおしてください

また、同時に漢字がわからないものを覚える、四字熟語を覚えるなどで1日2時間をセンターまで続けてください。

夏休みからセンターの赤本に入り、上記と同じことを行います。赤本は1年分につき3回解きましょう。
現代文は日本語です。つまり、日本人であれば絶対にできます。「筆者の主張を掴む」を意識して、必ず毎日1題解いて、文章の要約をして、先生に添削をしてもらい、再度自分でその文章を読み込んで要約しなおしてください

尚、国語の文章を読むための基礎力をつける際はこちらの参考書がおすすめです。 

現代文の解法 読める! 解ける! ルール36

現代文の解法 読める! 解ける! ルール36

  • 作者:中西実
  • 発売日: 2013/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

古文と漢文は単語と文法が鍵

古文は文法と単語がわからないと解けないため、1日1時間、マドンナで単語のイメージを膨らませ、ゴロゴでリズムで覚えます。ゴロゴは『あいなしではつまらない』的な感じでゴロで単語を覚えます。

また、文法を1時間勉強します。特に接続は必ず出題されますので完璧にしてください。ちなみに接続を覚えるために結んで開いての歌に乗せて覚えられる歌があります。この歌、私はいまだに歌えます。とてもいいですので是非覚えてください。

(「古文接続結んで開いて」と検索してみてください)

あとはマンガでわかる〇〇のような本で古典文学で知ってる話を増やしていきます。

夏休みからは上記を継続しながら練習問題を解き始めます。
同時に古典の作者や時代背景を覚えましょう。古典も現代文と同じように1題3回り勉強します。

英語は現代文と古文のミックス

英語の勉強方法は現代文と古文のミックスです。

まず古文のように単語・文法・構文を覚えます。どんな参考書でも良いですので、一冊準備して、1冊を3周り勉強します。文法や構文の参考書は新しく買う必要はありません。学校や塾で使っているものを完璧にしてください。参考書は1つに絞ってください。

英語構文基本300選 (駿台受験シリーズ)

英語構文基本300選 (駿台受験シリーズ)

  • 作者:飯田 康夫
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: 単行本
 

 

そして、長文に関しては、教材を1冊購入してください。左ページに英語・右ページに日本語が書いてあるような速読の教材がいいです。文章は半ページに収まるくらいの分量のものです。

※筆者のおすすめはこちら 

速読英熟語

速読英熟語

  • 作者:岡田 賢三
  • 発売日: 2000/03/15
  • メディア: 単行本
 

 

まずその文章に出てくる単語や構文を覚えます。次に日本語を読み頭に入れます。そして左ページの英語を音読します。この音読をできるだけ早く(ポイントです)3回通して音読します。これを入試の前日まで毎日寝る前に行ってください。この練習方法は、英語を頭から理解し、日本語を読んでいるかのように読めるようになるための練習です。半年続けると、驚くほど早く英語を読めるようになります。

※速読練習法方法はこちら

sumikuni.hatenablog.com


夏休みに入ったらセンターの赤本をやってください。国語のように、終わったら文章を要約し、先生に添削してもらいます。赤本は1年分につき3回解きます。できれば要約は日本語と英語の両方で実施すると良いと思います。英語は二次試験でライティング力が問われる可能性があるため、自分で考えたことを書けるようにしておくのがポイントです。

世界史(日本史)は定期テストを完璧に

夏休み前時期はマンガでわかる世界史的な本を読みます。世界史のおすすめは中野京子さんの『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』などなどです。

休憩がてら楽しい世界史に触れてください。定期テストを頭にしっかり入れ、定期テストは復習してください。

そして、基本的に定期テストで出てくる出題範囲は全て暗記してください。定期テストの点数がそのままセンター試験の点数になります。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)
 

  

名画で読み解く イギリス王家12の物語 (光文社新書)
 

 

夏休みから今度はセンターの赤本をやってみて、わからないところを覚えたり、ネットで調べたり、漫画を読んだりしましょう。赤本は最初は10点とかで全然いいです。私もそうでした。その後それを覚えるのが大切です。また、一冊参考書を買うといいと思います。

そして、センター前二週間で山川の『センターへの道』を3回りやって下さい。この、冬休みに『センターへの道』を3周りするだけで、センターの得点が15点は伸びます。

私も、実際に試してみて、最後の模試で65点だった得点が85点まで伸びました。 

センター試験への道世界史―問題と解説

センター試験への道世界史―問題と解説

  • 発売日: 2015/07/01
  • メディア: 単行本
 

生物・政経は学校のテストで100点を目指し授業の復習を

生物と政経に関しては、私は75点を目指していました。70点台を目指すのであれば、1学期は定期テストを満点取ること意識して勉強してください。そして、日々の授業の復習、模試の復習に力を入れてください。

特に生物は「遺伝」ができるかできないかで大きく点数が変わります。遺伝をしっかりと理解するようにしてください。

そして夏休みからはセンターの過去問に入ります。こちらも過去問を解いたら、間違えたところを復習するように心がけてください。

終わりに

今回は大学受験の勉強方法について、国語、英語、世界史の勉強方法をご紹介しました。今回紹介した勉強で一番重要なことは、定期テストと普段の授業を完璧にマスターするということです。受験勉強と普段の学校生活は別ではなく、つながっています。しっかり学校の勉強には取り組むようにしてください。

また、1度勉強を開始したら、集中力が途切れるまでは一心不乱に勉強すると良いと思います。私の場合、40分に1回集中力が途切れるので、1教科40分、もしくは80分と設定して勉強を行っていました。自分の集中力に合わせて勉強する時間と教科を考えると良いと思います。

受験勉強は大変ですが、乗り越えるととても充実した気持ちになると思います。1年間頑張って勉強を続けてみてください。

 

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