すみくにぼちぼち日記

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海外駐在-単身赴任から家族帯同に変わるときの家族受け入れ準備8つ

海外駐在の辞令が出た場合、多くの場合は始めに単身赴任で渡航し、半年から1年後の配偶者や子どもを呼び寄せることとなります。

単身赴任中の駐在員にとって、家族が来る前に家族の住環境を整えることもとても重要な仕事のひとつ。

今回はそんな家族が渡航してくる前に駐在員が準備したいことをご紹介します。

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海外駐在で単身赴任から家族帯同に変わるに当たって実施した準備

海外駐在で単身赴任から家族帯同に赴任形態が変わる場合、特に生活の部分で家族を迎える準備を行うことが大切です。

この記事では、病院の確認、学校情報、ご近所へのご挨拶、スーパーやお店についてなど、私が実際に実施した8つの準備についてご紹介します。

また、帯同家族が渡航前に受けておきたい英会話レッスンについてもご紹介します。

 

最寄の病院の確認-家族のために病院は欠かせない

駐在員一人の場合、病院を利用することはめったにありません。ですから、普段の生活ではあまり病院の情報を持っていないということがあります。

一方で、家族、特に子どもがいる場合には、不測の事態に備えて信頼のおける病院を見つけておくことが大切。私もメキシコにいる間に病院を見に行き、小児科があるか、などの確認を実施しました。

私の場合、町の大きな病院を見に行ったのですが、もっと気軽に利用できるクリニックなども見ておけばよかったなと今考えると思っています。特に日本人が多い地域には、日本人通訳さんが常駐するクリニックなどもありますので、事前にお客さんやご近所さんと情報交換するのがお勧めです。

 

学校情報の確認-学校の種類も様々

子どもが学校に行く年齢の場合、学校を決めるということもとても重要。最終的には家族が来てから一緒に決めるのがいいと思いますが、いくつか候補を見つけておくといいと思います。

学校も、私立、公立、日本人学校と形態が様々で、特徴も様々。日本人が多いところ、少ないところ、設備が整っているところ、現地語で学べるところ…

こちらに関してもご近所さんとの情報交換や町の情報誌(日本食レストランなどに置いてある日本語のもの)などをもとにリサーチしましょう。

 

ご近所さんへの挨拶-ご近所さんトラブルは未然に回避

ご近所さんへの挨拶も事前に実施しておくと、家族が来ても安心です。特に私は小さな子ども(0歳)が居たので、迷惑がかかるといけないので、お向かいさん、お隣さんへは事前に手土産(日本の雑貨)を持って挨拶に行きました。

家族が来た際にも再度挨拶へ行ったのですが、住んでいる中でも皆さんとても親切で、子どもと散歩をしているときにはいつも声をかけてくださいます。

 

スーパーやお店の確認-日本で海外生活のイメージを膨らませる

日本では手に入るけど、海外では手に入らないというものも沢山あります。一人暮らしの場合、食料品など最低限のものがあれば事足りるのですが、家族と住む場合には、必要なものも増えます。

事前にスーパーや商店の確認を行い、日本に居る家族へ情報を送っておくと、家族も準備ができます。その場合には、家族が必要だというものをリスト化してもらい、そのリストに沿って必要なものを確認するというのもいいと思います。私は特にベビー用品の確認を重点的に行いました。

数あるスーパーですが、実は日本人が良く利用するスーパーと、あまり利用しないスーパーがあります。また、野菜が良いスーパー、お肉が美味しいスーパー、日本人でも食べられるレベルの魚が購入できるスーパーなど、1つのスーパーでは全て揃わない場合もありますので、その辺も確認するといいです。

私の家は、必需品や野菜は家から30分くらいのところにあるスーパー、お肉は私が通っていた行きつけのお肉屋さんで量り売り、その他雑貨で旧に必要になったものは近くのスーパーで買うようになりました。特にお肉はスーパーで買うと購入した日から痛んでいたということが何回もあったため、お肉屋さんで新鮮なものを買うようになりました

尚、お肉屋さん選びは赴任先の現地スタッフへ聞くといいです。場所によっては粗悪な品しか置いていなかったりします。

 

日本雑貨屋や日本食スーパーの情報集め-何があって何がない?

日本人が多く住んでいるエリアには、日本の雑貨が置いてあるお店や生鮮食品を取り扱うお店があったりします。

これらのお店も普段あまり行かない場合にも、どんなものが置いてあって、何を購入できるかを確認しておくといいです。

 

一時帰国時にサンプルを持ち帰る(オムツやベビー用品)-物は試し

一時帰国できるタイミングがあるのであれば、一時帰国時に赴任先の国で購入したもののサンプルを家に持って帰ってみるのがお勧め。私も、オムツ(3種類)、おしりふき、離乳食を持って帰り、日本で使用感を確かめてもらいました。

 

sumikuni.hatenablog.com

 

家の準備-住むためには欠かせない

 家族の引越しが近づいてくると、まず引越し荷物が届きます。

この片付けなどを行い、家の準備を整えます。個人的に一番大変だったのはベビーベッドの組み立て。

ただ、子どもが初日からベビーベッドでぐっすり眠ってくれていたので、事前に準備してよかったなと思いました。

 

日本人の友達作り-友人は海外生活を乗り切るための同志

メキシコに来たときに不安だからと、日本人と友達になるよう、妻に言われていましたが、これは唯一できませんでした。

何せ私は極度の人見知り。知らない人に話しかけるというのができませんでした。

ただ、妻がとても社交的なので、来て1ヶ月くらいで、私が2年間でお話した日本人の総数よりも何倍も多く友達を作っていました。

逆に、配偶者が人見知りの場合、頑張ってお友達作りをしたほうが良いかなと思います。

 

帯同家族の英会話レッスンも忘れずに

帯同家族が駐在先に来て一番最初に躓くのが言葉の壁です。

言葉が通じず、外に出るのも嫌になってしまうという場合もあり、渡航前の準備がとても重要。

海外駐在帯同前の英語の練習は、帯同準備専門の英会話「ビギン」がおすすめ。

ビギンは、海外駐在帯同家族に特化した英会話レッスンを行っており、日本人のプロ講師による決め細やかなレッスンが魅力的な英会話教室。

病院での会話、スーパーでの会話、空港での会話、学校での会話など、駐在中に英語を使う必要があるシチュエーションにあった英会話を中心に練習することができます。

また、レベルに応じた文法や、日本人がに苦手な発音のコツなども丁寧に教えてくれます。

これまで多くのオンライン英会話教室を試してみたのですが、海外駐在に帯同する準備のための英会話はビギンが一番おすすめです。

 

※ビギンのレッスンのレビューはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

駐在準備におすすめなハンドブック

駐在や帯同時には、語学の面での心配事も多いです。

特に病院などは英語で話すことが必要だったりと、英語でやり取りすることが多くなりますので病院で使う表現などを学ぶための英語のハンドブックがあると便利。

BIGINという英会話スクールが駐在時の生活情報や英語表現をまとめた「海外赴任English Book」というハンドブックを発刊しているため、こちらを持っていくのがおすすめです。

ハンドブックは駐在の心強い味方となると思いますので、問い合わせてみるのが良いかなと思います。

 

※ハンドブックの問い合わせは英会話スクールBIGINのHPから可能です。

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終わりに

今回は海外駐在で単身赴任から家族帯同に切り替わる際に実施したい準備についてご紹介しました。

海外駐在は駐在員も大変ですが、配偶者もとても大変で、多大なストレスがたまりますので、できる限り配偶者が駐在帯同後の生活を思い描けるよう準備できると良いかなと思います。

 

※家族帯同での駐在時の休日の過ごし方はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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