すみくにぼちぼち日記

メキシコ生活や欧米旅行記、語学、大学、美術館について

エージェントを通さず海外留学する方法-4つのステップで楽々留学

海外に出て勉強する海外留学は学生から大人まで幅広い年代で実現可能な、一度は経験してみたいイベントです。

今回はそんな海外留学を、エージェントを通さずに実現する方法ご紹介します。 

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エージェントを通さず海外留学する方法-4つのステップで楽々留学

海外留学は様々な方法が存在しますが、この記事でご紹介したいのは、エージェントを通すことなく、海外の大学や語学学校に語学留学する方法です。

エージェントを通さない留学のメリットは、

1.費用を抑えることができる

2.自分の好きな地域を移動しながら留学できる

の2点です。

安く、色んなところで勉強してみたい場合には、エージェントを通さない留学がお勧めです。

 

海外留学とは

留学というと、大学や大学院で学位を取る海外への進学と、語学学校や大学でコミュニケーションの勉強する海外留学があります。

今回は、語学学校や大学に通って外国語でのコミュニケーションを学ぶ語学留学に焦点を当てて紹介したいと思います。

留学までの流れ

留学するまでの流れは、①都市を決め②学校を決め③学校にコンタクトし④航空券とビザを手配するの4つです。

 

①どこに留学するかを決める

留学しよう!と決意してからまず始めたいのが、留学する国と地域の決定。留学先の決定には、何語を勉強したいのかどこで勉強したいのかを考える必要があります。実際のところ、留学自体はどんなモチベーションでもいいと思います。「何となく行ってみたいから」でいいんです。

例えば、私の場合、色々な国に行きましたが、理由はかなり「なんとなく」。そんな私が留学先を決めた理由を紹介します。

私はオーストラリア、メキシコ、スペイン(2都市)、フランス、イギリス、ブラジルに語学留学をしにいきました(ほぼ観光)。内オーストラリアとメキシコは高校と大学のプログラムですので、自分では何もしてないのですが、スペイン、フランス、イギリス、ブラジルは自分の好みで都市と学校を決定しました。

 

  • スペイン留学先決定の真面目な理由

スペインではサンティアゴデコンポステラとロンダに勉強しにいきました。場所を決定した理由は、その場所の歴史に興味があったからです。

  • フランス留学先決定の安直な理由

フランス留学では、スペインとは対照的に、フランスからジュネーブの友達に会いに行きたいという理由で、ジュネーブのお隣にあるアヌシーに留学することにしました。

  • イギリス留学先決定のミーハーな理由

イギリスはオクスフォードに行ったのですが、理由は映画ハリーポッターの食堂が見たいから

  • ブラジル留学先決定の金銭的な理由

ブラジルは一番安い語学学校を選び、北部のマセイオにいきました。

 

このように、スペイン以外はかなり薄い理由で選びました。でもいいんです。理由を探す時間があるならば、身構えずに、「とりあえず行ってみる」ことが一番重要です。

 

②学校を決める

留学する街が決まったら、学校を決めます。決めるポイントは3つ。

1.大学併設か私立か

2.ホームステイかアパートか

3.授業内容と値段

 

1.大学併設か私立か

語学学校に主に2つの形態があります。

大学併設のいいところは、大学の校舎が使えること。特にヨーロッパだと、大学自体が博物館のような佇まいだったりするので、映画のような図書館など、様々な施設を使うことができます。

また、大学が日本の大学と協定を結んでいることもあり、日本の他の大学生たちと交流することもできます。

私立の学校のいいところはアットホームなところ。学校自体が小さいので、同じ学校に通う別のレベルの受講者とも仲良くなることができます。また、年齢層が幅広いので、多様な価値観に触れることができます。また、大学がない、小さな町に行くことができるのも魅力です。

私はスペインのサンティアゴのみ大学併設の語学学校へ通い、残りの4都市では私立の語学学校に通いました。

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2.ホームステイかアパートか

学校を選ぶと、セットで選ぶことになるのがホームステイかアパートか。どちらの場合も学校が手配してくれます。私はサンティアゴのみアパート、後はホームステイにしました。

ホームステイのいいところは家庭に入れるので、学びが大きいところ。悪いところはホームステイの家族とそりが合わない可能性があることです。

ホームステイには朝食のみ、朝食と夕食、三食から選べることが多いです。

私はフランスは朝食のみ、イギリスは朝食と夕食、スペインのロンダとブラジルは三食にしました。

イギリスやフランスは留学生が多いので、家族はとても事務的で、よく言えば自主性を重んじる、悪く言えば商売っ気たっぷりの家族でした。逆にスペインとブラジルはお金持ちが趣味でやってるところだったのでとても美味しい料理を沢山作ってくれ、本当の家族のように扱ってくれたのが印象的でした。

ちなみに、フランスで体験した朝食のみはお勧めしません。ヨーロッパは朝食がパンとジャムだけですし、キッチンが使えないこともあるため、自炊もできず、毎日の外食にお金がかかりました。

お勧めは1日三食です。

アパートはシェアハウスと一人暮らしがあります。シェアハウスはキッチンとリビング、バスルーム共用でリーズナブル、ハウスメイトと仲良くなれることがあります。一人暮らしは気ままな生活が送れます。

 

3.授業内容と値段

授業は朝から午後までのフルタイムと、午前・午後のみ半日が主で、学校ごとのカリキュラムがあります。大学併設の語学学校はコミュニケーション以外に、言語学や歴史、文化などの講義の時間が設けられていることが多く、私立の学校は会話やディベートが中心です。

値段は授業数と街によって変わります。行きたい街がどこも高い場合は、近くの別の街で検討すると価格が下がったりするので、色々見てみると良いです。

留学先の学校を選ぶのに参考になる情報は、現地の学校のホームページ、日本の各大学のホームページ、そして留学斡旋会社のホームページです。現地の学校のホームページは詳しいですが、8割型外国語で書かれているのが難点。日本の大学のホームページは日本語ですが、協定校の解説しかありません。留学斡旋会社のホームページは、日本語でわかりやすく書いてあるのでお勧め。例えば、「アヌシー 語学留学 情報」などと検索すれば日本語の解説を読むことができます。

 

③学校にコンタクトする

行きたい学校が決まれば後一息。学校にコンタクトします。

1.行きたい学校のホームページのメニューにアクセス。

2.ホームページ掲載の連絡先にメールを送る。

こちらはフランスアヌシーの語学学校のホームページ。日本語のページを用意してる学校も多いので、ホームページからメッセージを送りましょう。

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英語で、初級を受講したいというと、アパートやホームステイ先の選定、手配を要望通り手続きしてくれます。とても親切に対応してくれるので、思い切って連絡すると良いです。

私は何個も語学学校に行ったので、最後の方はとりあえずメールを送ってから考えるようにしていました。メールさえ送ってしまえば、後は学校側が家のことやレッスンプランのことは細かく教えてくれるからです。気に入らなければ断ることも可能です。

 

④航空券とビザの手配

学校が決まったら航空券とビザを手配します。航空券はJALまたはANAのホームページから航空券を予約するのが早くて楽ですが、エクスペディアやトラベルコなどの航空券予約サイトで安い航空券を探すこともできます。

こちらも簡単です。予約サイトで日付(片道と往復の選択が必要)と目的地、出発地を選択して一番安いのを予約します。その際に経由地に注意。ヨーロッパの場合、ドイツやフランスなどで一回乗り継ぎ、目的の国で一回乗り継いで、目的の市に着くパターンが多いです。アメリカはヒューストン、ダラス、ロス、シカゴなどで乗り継ぎ、目的に到着することができます。

ちなみに、日本から出発する場合、朝便であればヨーロッパとアメリカまではその日の内に到着します(南米は翌日)。ですから、航空券予約時に+1日などと表示されている時は、コネクションが複雑化している印ですので、再検討の余地ありです。

航空券を手配したら、ビザの手配に移ります。ビザは国と期間によって必要か不要かが変わります。つまり、国と期間によってはビザは不要となります。

ビザの要不要については各国大使館のホームページに書かれていますので、そこをチェックし、大使館にビザ取得時に必要な書類を問い合わせます。

※スペイン大使館の例

http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/ServiciosConsulares/Paginas/InscripcionConsular.aspx

 

必要書類を自分で準備し、留学先の学校にも準備してもらい、全てを揃えてから大使館で面接を受けます。ビザの種類によっては留学先到着後の手続きが必要な場合もありますので、留学先の学校に相談するといいです。

なお、ビザのみ旅行代理店に頼むこともできますので、面倒な場合は旅行代理店に頼むのも手ですが、必要書類の準備などは自分で動く必要があります。

終わりに

以上、エージェントを通さずに留学する方法をご紹介しました。留学というととても難しいイメージですが、場所を決め、学校を決め、メールし、航空券とビザを手配するという4ステップだけで手軽に留学できてしまうので、留学をご検討の際は、是非ご自身で最適な留学プランを立ててみてください。 

 

※留学前の語学レベルと留学後の語学レベルに関する記事はこちら 

sumikuni.hatenablog.com

 

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