パウロ・コエーリョ『アルケミスト』の出発点、アフリカを臨む大地タリファ。
スペインの南の端に位置するアフリカへの玄関口に行ってきました。ジブラルタル海峡を挟んで向こう側はアフリカのモロッコです。
この記事では、タリファの観光情報をご紹介します。
タリファ おすすめ観光地 アフリカを望む大地-スペイン タリファ旅行記(2011/09)
『アルケミスト』はブラジルの人気作家パウロ・コエーリョが書いた作品で、スペインの羊飼いの少年が「なにか」を探してアフリカを旅する物語。
日本のロックバンドACIDMANがこの作品をリスペクトして「アルケミスト」というシングル曲を発表するなど、ジャンルを問わず様々な人々に愛される作品です。『アルケミスト』の主人公の少年が旅の幕開けとして最初に訪れた町がこのタリファ。
白い街と美しい砂浜が魅力の町です。
タリファの白い街並み
タリファの最大の魅力がこの白い街並み。
アンダルシアの日差しを受けて輝く白い家々がとても美しい。
街歩きをするだけで満たされてしまうタリファ。
夏場は暑すぎるので、春先の観光がおすすめです。
海と砂浜
タリファの魅力はなんといってもその砂浜と海。きめ細かい砂粒と紺碧の海が心と体に染み渡ります。
海が日差しを受けて輝くさまは楽園のよう。
マリンスポーツも楽しむことができます。
岩礁でさえも美しい。
海に続く砂丘。
楽しそう。
尚、スペイン人の浜辺でのスタイルは男女共に下の水着のみ着用ということが多いです(中には上下水着なしの方もいらっしゃいます)。
老若男女問わず皆特に何の意識も無くこのスタイルですので、日本でいう温泉の様な感覚なのかなーとも思ったりします。
浜辺をあがっていくと、南国らしいこんな植物も。
ロバが闊歩していました。
タリファからアフリカを望む
タリファからジブラルタル海峡を挟んで見える大地がアフリカ。
人生で一番アフリカに近づいた一日でした。
アクセス
このタリファ旅行はスペインのロンダで1ヶ月ホームステイをしていたときに学校の行事で連れて行ってもらったため、ロンダからバスで行きました。
鉄道は通っていないのですが、アンダルシアの各都市(マラガ、セビリアなど)からバスで2時間ほどの位置にある町です。また、タリファからアフリカへ渡ることも可能です。
終わりに
この記事では、白い街並みと美しい砂浜と海が魅力の町タリファをご紹介しました。
タリファからはアフリカの大地を眺めることもでき、船でモロッコへ渡ることもできます。
アンダルシア観光では是非タリファを訪れてみてください。
※アンダルシアの周遊記事はこちら
※ロンダ旅行記はこちら