すみくにぼちぼち日記

メキシコ生活や欧米旅行記、語学、大学、美術館について

ドラクエの世界に迷い込んだ

子どもの頃、ドラクエの世界は想像の産物だと思っていた。何もない荒野にオアシスや村、教会があって、町には宿屋、道具屋、酒場がある。 日本では町は繋がっているものだし、車で走っていても必ず近くに家があって畑や田んぼが広がってる。人間の気配を感じないのは山の奥くらいで、世界にはどこにでも町があって人がいる。それが当たり前だったから、ドラクエの世界は非日常でありえないと。

ただ、メキシコに来て思ったのは、世界はドラクエなんだと言うこと。何もない荒野に突然町が現れて、町には門がついてて、町を過ぎるとまた荒野が広がる。 山が聳え立って、川は好きなように流れて、人が集って町になる。 そう考えると、車で何時間もかかる道のりが、少しだけワクワクする旅になる。

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