11/2はメキシコのお盆、「死者の日」。
死者の日とは、なくなったご先祖様をお迎えし、その帰還を祝う特別な日。メキシコの祝日です。一ヶ月ほど前から家々は飾りつけられ、店員さんなどが仮装していたり、町全体が明るくなります。
この記事ではそんな死者の日をご紹介します。
死者の日とメキシコ、リメンバーミーの世界
死者の日はメキシコの祝日の中でも特に大切な一日。
ご先祖様が現世に帰ってくるお盆のような、家族団欒の日です。
町や家は死者の日の飾りで装飾され、町中がマリーゴールドで彩られます。
Pan de Muerto-死者のパン
死者の日に食べるものが、「死者のパン(Pan de muerto)」と呼ばれるパン。このパンをほっとチョコレートに浸していただきます。パンには砂糖がまぶしてあり、結構甘めですが、美味しいです。
死者の日が近づくと町中のパン屋さんにパン・デ・ムエルトが並びます。
リメンバーミーの雰囲気の死者の日
死者の日の雰囲気は、町中に骸骨やマリーゴールドが飾られ、色とりどりの飾りが明るい、華やかな雰囲気です。
お店には死者の日グッズが並び、人々が先祖の帰還をお祝いするのです。
ちなみに、ディズニーの映画で話題になった「リメンバーミー」もこの死者の日を題材とした作品。メキシコのことが親しみやすくなる作品です。 メキシコの世界遺産の町、グアナファト市の町並みは正にリメンバーミーの世界ですので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
※グアナファトの詳細はこちら
終わりに
この記事ではメキシコのお盆「死者の日」をご紹介しました。
綺麗な飾りと明るい雰囲気にワクワクする一日が死者の日です。
パン・デ・ムエルトチョコレートに浸しながらの一日を是非味わってみてください。
※メキシコ独立記念日の記事はこちら