ルクセンブルグ、ベネルクス三国という言葉を世界史の授業で聞いたことがある方も多いはず。ベルギーから日帰りで行くことのできる立地の良さ、そして何よりも町が谷の上と下に分かれている、圧巻の景色を楽しむことができます。ヨーロッパ旅行の際は是非足を運んでいただきたい国の一つです。
このときは、ベルギーのアントワープからブリュッセルに戻り、ブリュッセルから南西に3-4時間いったところにあるルクセンブルクへ電車で訪れてみました。
- ブリュッセルからルクセンブルクへ
- 御伽噺のようなルクセンブルクの風景に一目惚れ
- ルクセンブルク到着後は谷の上から谷の下へ
- ノイミュンスター修道院文化会館-文化の中心地
- ノートルダム大聖堂-尖塔が印象的な教会
- Gelle Fra(ゲレ・フラ)-平和の象徴
- アドルフ橋-素敵な石橋
- 世界遺産のルクセンブルク旧市街
- 終わりに
ブリュッセルからルクセンブルクへ
ブリュッセルからは電車で4-5時間ほど。のどかな風景が続きます。ヨーロッパの一人旅の面白さの一つが、この電車の旅。車窓からの風景を見ながら、のんびりとした気持ちで旅を楽しむことができます。
4時間後ルクセンブルクに到着!乗ってきた電車はこちら。
駅構内はポップな雰囲気が可愛らしかったです。
御伽噺のようなルクセンブルクの風景に一目惚れ
このルクセンブルク、町は谷の下と上の両方に広がっているという地形を利用した街づくりがなされており、御伽噺の様な風景画広がっていました!死ぬ前にもう一度行ってみたい!と思わせる国No.1です!
ルクセンブルクは税率がヨーロッパの中でも低いということもあり、多くの企業が欧州本社を持っている町でもあります。それを如実に表しているのが下の写真。歴史と現在の調和が見事です。
ルクセンブルク到着後は谷の上から谷の下へ
ルクセンブルク到着は谷の上ですので、このまま歩いて谷の下へ降りていきます。
こちらが谷の下に下りるスタート地点。ルクセンブルクではひたすらに散策しました。上から下へ歩いて降りていきます。
降りていくとだんだんと建物を見上げる形になっていきます。
この景色。感動せずにはいられませんでした。
途中休憩。
そして、下から見た景色はこちら!
ノイミュンスター修道院文化会館-文化の中心地
ノイミュンスター修道院は1606年に建設が始まった建物。フランス革命後から1860年代までは軍の病院施設として使用されました。現在は文化の中心地として、演劇、コンサート、セミナーなどが開催されています。
中にはジャズの生演奏が楽しめるレストラン「ル・ノイミュンスター」があり、人気を博しているそうです。
ノートルダム大聖堂-尖塔が印象的な教会
ノートルダム大聖堂は1613年、イエズス会によって大学(現在は国立図書館)の教会として建てられたものだそう。1870年に大聖堂となりました。ノートルダム大聖堂は旧市街の中心地にあり、尖塔が印象的で、町のいたるところからこの尖塔を見ることができます。
中では素晴らしいパイプオルガンやステンドグラスを堪能することができ、美しい内部の見学もお勧め。とても印象的な教会でした。
Gelle Fra(ゲレ・フラ)-平和の象徴
こちらはGelle Fraと呼ばれるモニュメント。憲法広場にあるモニュメントで、第一次世界大戦でなくなった被害者を追悼するために立てられた、平和を象徴するモニュメントです。
アドルフ橋-素敵な石橋
ルクセンブルグで一番有名な橋、アドルフ橋。ルクセンブルク駅から旧市街に向かう時に渡る橋です。1900年から1903年にかけて建造されました。
世界遺産のルクセンブルク旧市街
ルクセンブルクは町のどこを切り取っても絵になります。
旧市街全体が世界遺産に登録されているのですが、旧市街も新市街もとても美しい。
ちょっとした木陰、小路、全てが愛おしくなってしまいます。
上から見る下の町、下から見る上の町、どちらも景色も綺麗です。
緑が多いのも印象的でした。
いつまでも散歩をしていたくなる町ルクセンブルク。本当にお勧めの町です。
突然の雨に打たれるハプニングもありましたが、1日で隅々までまわりました。
最後はルクセンブルク中央駅から電車でパリへ!
パリまでは4時間ほどで行くことができます。
終わりに
今回はルクセンブルクをご紹介しました。美しい景色、のんびりした町、綺麗な自然、ゆったり町歩きには本当にお勧めの町ですので、ヨーロッパ観光の際は是非ルクセンブルクにも足を運んでみてください。
※ルクセンブルク観光のお勧めガイドブックはこちら
※アントワープ紹介記事はこちら